カースト制度から考えるインド社会
講師
池亀 彩 先生(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、教授)
概要
中国を抜き世界一の人口となったインド。最近では「グローバル・サウスの盟主」などと呼ばれ、ニュースでもよく話題に上がるようになりました。巨大な人口を背景に経済規模も日本を追い越す勢いです。ですが、インドはまだまだ日本にとっては未知の国なのではないでしょうか?数学のできる頭の良いインド人、差別がひどい国、突然踊り出すインド映画など、そのイメージは極端で断片的です。今回は少しめんどくさい「カースト」のお話を通じて、現代インド社会を考えてみたいと思います。
プロフィール
池亀彩先生 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、教授。
専門は社会人類学、南アジア研究。日本南アジア学会事務局長。
主に南インド・カルナータカ州を中心に、王族カーストやグルと呼ばれる宗教リーダー、またダリトと呼ばれる旧不可触民によるローカルな政治運動などを研究しています。
著書にPrincely India Re-imagined (2013, Routledge)、『インド残酷物語 世界一たくましい民』(2021年集英社新書)。編著にThe Guru in South Asia (2012, Routledge)など。
参考書
池亀彩『インド残酷物語 世界一たくましい民』(2021年、集英社新書)
鈴木真弥『カーストとはなにか』(2024年、中公新書)
チラシ