<ピンチ>の多様性〜生き物を保全する理由はどこにある?〜
講師
山田 俊弘 先生(広島大学総合科学部総合科学部国際共創学科 教授)
概要
先生:「生き物を保全しよう!」 学生:「おーっ(了解)!……でも、なんで?」 現在、地球上から生物多様性が人間活動のせいで急速に失われています。この状況を前に、「生き物を絶滅から守らなければ!」と考えを進めがちですが、ここで一度考えてみましょう。そもそも、どうして生き物の保全をしないといけないのでしょうか? この講義では、「生き物の保全を行う理由はどこにあるのだろうか?」という疑問に答えながら、生物保全について考えを深めていきます。特に、「資源としての価値」「生物学的視点」「倫理学的 視点」の3つの視点から、この疑問を考えていきます。
プロフィール
山田俊弘先生(広島大学総合科学部総合科学部国際共創学科 教授)
子どものころから大の生き物好き。大学は理学部生物学科に進学し、生態学を学ぶ。大学院生時代には、インドネシアの熱帯ジャングルを訪れ、電気もガスも水道もないところで四カ月余り生活する。現地の生物多様性に魅了され、一生、生物多様性を研究し続けると決意する。現在も生物多様性研究を絶賛継続中。主な研究地は、インドネシア、マレーシア、ミャンマー。文系や理系と言った既存の枠組みに縛られず、必要な知識はどん欲に吸収するのがモットー。 2020年には講談社から、『<正義>の生物学』を出版。2021年には、雑誌「ビッグイシュー」で生物多様性の特集号に取り上げられ、2022年元日 にNHK総合『NHKスペシャル パーフェクト・プラネット』に、生物学の解説者として出演。研究成果を幅広く社会に広めるべく、多方面で活動している。
参考文献
