メディア文化とジェンダー
講師
田中 東子 先生(東京大学大学院情報学環 教授)
概要
みなさんは、普段どのようなメディアを使っているでしょうか? 情報の収集やコミュニケーションを、どのようなメディアを利用して行っているでしょうか? 現代社会の中で、みなさんのコミュニケーションは様々なメディアや情報機器を通じてやり取りされています。また、メディアや情報機器を通じてやり取りされるデータや情報、コミュニケーションは「メディア文化」を形成し、みなさんのものの見方や考え方に多くの影響を与えています。この講演では、特に「ジェンダー」という観点から、みなさんが日々接しているメディア文化が性別に基づくどのような特徴をもっているのか、どのような問題や課題を抱え込んでいるのか、という点について、明らかにしていきたいと考えています。
プロフィール
東京大学大学院情報学環教授。博士(政治学)。専門分野はメディア文化論、ジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズ。早稲田大学大学院政治学研究科後期博士課程単位取得退学後、2022年より現職。第三波フェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている。著書に『メディア文化とジェンダーの政治学-第三波フェミニズムの視点から』(世界思想社、2012年)、『オタク文化とフェミニズム』(青土社、2024年)、編著に『ジェンダーで学ぶメディア論』(共編著、世界思想社、2023年)、翻訳に『ユニオンジャックに黒はない――人種と国民をめぐる文化政治』(ポール・ギルロイ著、共訳、月曜社、2017年)、『フェミニズムとレジリエンスの政治―ジェンダー、メディア、そして福祉の終焉―』(アンジェラ・マクロビー 著、共訳、青土社、2022年)、『クリエイティブであれ―新しい文化産業とジェンダー』(アンジェラ・マクロビー著、監訳、花伝社、2023年)など。
参考文献
林香里・田中東子編(2023)『ジェンダーで学ぶメディア論』世界思想社
田中東子他(2023)『いいね! ボタンを押す前に ジェンダーから見るネット空間とメディア』亜紀書房
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